一時自叙伝を休止して、色々と記事を絡めていきます!
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では、本題に参ります!
今回は前回紹介したサイトに沿って「対刃物護身術」自体を論じていきたい。
まず初めに断わっておきたいのは、同サイトの著者はロンドン・クラブマガの師範であり、むしろ私が常日頃から言っている「巷の護身術」を代表する団体の支部長を務めていると言える。
その彼が防犯カメラ映像、実際に発生した事件を元にして既存のクラブマガの対刃物護身術に囚われず、その対処方法を紹介しているのである。
だから「私側(モンド理論)の人間では無く」「あちら側(巷の護身術)の人間である」という事を理解した上で記事を見て頂いたら良いと思う。
では、彼の理論を一つづつ見てみよう。
- ①First Aid(刃物負傷した場合の救急処置)
- ②Avoidance & Situational Awareness(回避術・事前警戒・状況環境に応じた察知術・状況認識)
- ③Knife Awareness(ナイフに対する危機意識(警戒・察知)
- ④Escaping(逃亡術・離脱術)
- ⑤Compliance(応諾・追従=例:ナイフを突きつけられた際に相手の言う事を聞き逃亡する隙を伺う)
- ⑥Weapons (including improvised weapons)(武器=護身具・銃器等(即席の武器含む=身の回り品を使用した武器術))
以上が彼が提唱している対刃物護身術理論である。
初めの「救急処置」は非常に重要である。これについては圧迫止血等が有効であったり、刺されてナイフが体に突き立っている場合は敢えて抜かない等(大量失血の為)、救急処置は身を守る上で避けては通れない課題と言える。
(彼のサイトでは動脈の流れ等を図にして紹介している(実は私もHPにて図にして既に紹介していた)。これを見れば刺される事、斬りつけられる事が大変な事だと気付くはずである。
巷の護身術が言っているように刺されても=斬りつけられても前へ出て生き残れ!というのは明らかな勘違い&妄想であることが分かる)
ただ、これは刺された後という設定だから、護身術とは「刺されないような状況作りを訓練をして作っていく事」なので、必ずしも徹底して救急処置訓練をする必要もない、と思う。
よって、ベーシックだけを知っていたら良いだろう(勿論知っていて損は無いが)。
そして②③④である。最も重要な護身要素だと思って頂いて構わない。
事前警戒・事前察知・事前回避、そして離脱術。これこそが危機管理だという事は私が徹底して説いてきた通りである。
ただ重要な事は、逃げるのは当然としても、逃げられなかった場合はどうするか、が最も焦点とされるべき部分であるという事。
逃げる事を教えるのは誰でも出来るが、逃げられなかった場合の護身技術を教えるのは非常に難しいものだからだ。
そして⑤相手の言う事を聞く、追従する、である。
状況判断は重要であるが、確かに彼の言っている通り、必ずしも助かるとは限らない。特に相手が凶悪犯罪者なら当然であるし、そもそも殺害目的ならばお話にならないだろう。
そして最後の⑥武器を使用する。
これについては私は何度も「物を持て」と書いているので、話すまでもないと思う。
ここまでで分かる事は、彼が言っているのは、
間合いの重要性、事前警戒・察知・回避の重要性、武器を持つことの重要性である。
全く同感であり、彼の理論はそのまま私の理論に当てはまる。「世界は広い」そう感じずにはおられない。
これが平和ボケした日本と言う土壌で護身術を教えている師範らと、犯罪が多発している海外での実戦護身術師範の思考の違いと言うべきだと思う。
私も海外生活にて身についた事だから、そう考えるとやはり犯罪先進国で危機管理術を磨くことが、日本で発生する凶悪犯罪対応護身術に欠かせない要素なのだ。
ありがとうオーストラリア、ありがとうシドニーである(笑)。
と、ここまでは一致した意見。やはり彼はクラブマガ出身であるから、当然ながら一致しない部分も出てくる。
これを紹介したいと思う。
端的に言えば、
①素手での護身術はやはりやっておいたほうが良い。状況によるし、そういった素手の状況になるかもしれない。
②武器使用(護身具・身の回り品等(恐らく防護盾含め))は準備する時間を考慮しなければならないため、素手で対応する事になるかもしれない(素手自体を優先していない)。だから素手での護身体術はやっておくべきである。
そう、これが巷の護身術が言いたいことそのままだと思う。
今頃、巷の護身術師範は「モンド、そうなんだよ、どうだ見たか!」と思っている事だろう(笑)。
では、ここから反論。
①第一、素手での対刃物護身体術は途方もない時間を訓練しなければ身につかない。
そんな身につかないテクニックばかりやっている訓練方法は間違っていないのだろうか?
②彼が紹介している被害者は全て、「スデゴロでいる被害者(バッグすら持っていない)」「事前警戒・事前察知をしていない被害者」ばかりである。
という事は、当然ながら襲撃者の隠匿したナイフや接近を察知できていないので、近距離での応戦となる事だろう。そうなった場合に、「素手で対応する場合がある」と言うのは話が少しずれていると思うのだが、どうだろうか?
私が言いたいのは、「素手でナイフに対応し、巷の護身術のような対刃物体術を使用して撃退もしくは離脱している防犯カメラ映像を見せてもらいたい」という事だ(私が見る限り刺されて負傷しながらなんとか生き延びた映像ばかり)。
それが見当たらないのは、「使えない」という事に他ならないのではないか。
では逆に得物(もしくは服、バッグ、傘等の防護盾)を使用した対刃物護身術は動画として存在するのだろうか?
答えは、YES!だ。
安全にクリーンに逃げられる護身術。
↓台湾の電車にて発生した通り魔事件。通り魔に対し、傘を向けて距離を取りながら恫喝し身を守る乗客。
↓地下鉄で発生した通り魔事件に対し、バッグを防護盾及び武器として使用する男性。私が説いている護身法をそのまま実戦で実施している貴重な映像。
↓侵入してきた刃物強盗に対し鉄パイプで応戦する老オーナー。
↓刃物を持った二人組に棒で応戦する男性たち。
路上で刃物を振り回していた男に椅子で応戦する男性ら。
こういった身の守り方に反比例するかのように、ただただクラス内の訓練法が素手による対刃物体術に凝り固まっているのはなぜなのだろうか?
例えば以下動画。
こういった対ナイフ護身術を動画で公開していた、あるクラブマガ師範が「否定コメントを受け」言った言葉がある。
「最も発生している事件は「顔見知りによる犯罪」である。こういった技術は例えば「キッチンの片隅で料理を作っている奥さんが旦那さんにナイフで襲われた場合」のような危機的状況から脱するための技術である。
だからこういった最も多発する犯罪に対する対刃物体術を学ぶことが重要である」
このように、「巷の護身術」は良く顔見知りが襲ってくるから等、逃げに走るが、実際、事前察知をするのは当然であるし、一緒に寝ている奥さんや旦那さんに殺害されるような状況ならば、護身術云々と言うよりも、人間性を磨いた方がよっぽど使えるだろう。
奥さんにヒ素を盛られ徐々に体調を崩し殺害される夫、寝ている最中にバットで息子に殴り殺される父親、寝ている最中に夫に刺殺される妻。
酔っぱらって家に火をつけて一家惨殺する父親等々。
これらは全てずれている家庭の話であって(当然、人間同士同じ屋根の家に住んでいる以上、事件としては発生しやすいだろうが)、一般家庭でこういったイザコザがある場合は、お互いの妥協や忍耐、謙虚、寛容が重要な焦点となってくるだろう(第一危険な状況ならば離婚や別居すべきである)。
会社だって一緒。学校だって一緒。
勿論、居酒屋での知人とのイザコザや精神科等で相手を取り押さえなければならない場合は、柔法の習得は重要だろう(当流派はやっている)。
だが、こういった状況でもエスカレートした場合(刃物を等を持った場合)は護身具や防護盾の使用、打撃が必要となってくる。
よって最も重要なのは「凶悪犯罪(最も危険な状況)に対応する護身術・命の危険性がある場合であることを覚えておいて頂きたい。
私の出す答えとして、事前察知等危機管理術は当然として、素手=徒手格闘術による対刃物体術は可能性としてはほぼ無いので、防護盾等身の回り品や護身具を使用した対刃物護身術を優先すべきである。
↓対刃物護身体術の妄想と現実その①。
↓対刃物護身体術の妄想と現実その②。
と言っても確率としては「100%無いとは言えないので」護身具や防護盾身の回り品8割~9割、2割~1割を素手による対刃物体術に当てれば良いと思う。
そして最後、面白い話がある。
あるクラブマガ師範が路上で通り魔に出逢った時に、結局通り魔を取りおさる際に、マガで良く訓練している体術では無く、「得物を使用して取り押さえた」という笑えない話があるのを御存知だろうか?
フツーに棚使ってるやん(笑)。じゃ、対刃物体術要らんやん(笑)
以上。
最後に巷の護身術が如何に間違っているか、正すための動画を公開する。超実践護身術を教えているAIMアカデミーでの様子である。
↓向かって左ナイフを持った大柄な人間が講師、右は武道経験があるのだろう、巷の諸護身術に似たテクニックを披露している。開始30秒、ナイフ刺し1分10秒、必見である。
答えは滅多刺し!
↓こんなナイフ技術を持った人間とやり合えるのか?よ~く胸に手を当てて考えてみてほしい。 愛知県豊明市の一家惨殺事件のように大陸の人間(軍歴のある者が契約殺人、強盗や窃盗団に身を転じる)が絡んでいると噂される事件もある。
体術だけでは命がいくつあっても足りない! いい加減、護身具を使おう(笑)。
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